Windows ムービーメーカー 2012 で DVD を作成するとアスペクト比が 4:3 固定になる件

問題

Windows ムービーメーカー 2012 ( Windows Essentials 2012 に含まれてる奴)でちょっとした動画を作ったんだけど、ムービーメーカーの設定でワイドスクリーン( 16:9 )にして DVD への書き込みを行うと、なぜかアスペクト比が 4:3 になってしまう。縦長。あと画質がえらく悪い。

環境

解決策

最初に結論から。以下の方法で対応した。

  1. ムービーメーカーから直接 DVD 書き込みではなく、 mp4 形式で「高解像度用ディスプレイ用」で動画ファイルとして保存する
  2. Windows DVD メーカー以外の DVD オーサリングソフトで DVD 書き込みを行う

今回は DVD Styler というソフトを使用。

使い方は DVDStyler のダウンロードと使い方 - k本的に無料ソフト・フリーソフト あたり。タイトルメニューなしだと再生できなかったので、タイトルメニューは作っておいたほうが良さそう。

DVD Flick というやつも試したけど、画面切り替えの時の音飛びがひどかったので断念*1。 mp4 形式にしたのは、 wmv 形式だと DVD Styler の書き込み処理でエラーになったため。

より慎重にやるなら一度 iso に書き出して仮想ドライブにマウントし、内容を確認してから DVD にイメージ書き込みするとメディアを無駄にする確率が減って安心。 Windows7 なら iso ファイル右クリック -> ディスク イメージの書き込み で焼ける。 DVD-RW があればそれでも。

原因?

どうもムービーメーカー 2012 がダメ、または DVD メーカーとの相性が悪いっぽい。

ここにあるように、 2011 にすればムービーメーカーからでもうまくいくらしいけど、今回はそこまでやる気力も時間もなかったので試してない。なお、ムービーメーカー 2012 で作成したプロジェクトは 2011 では読み込めないので作り直しになる。

ムービーメーカーの DVD 書き込み機能って、動きを見てると内部的には一度 wmv に保存して、背後で自動的に DVD メーカーに処理をパスしてるっぽい。手動で一度 wmv 保存*2してから DVD メーカーに食わせても同じ結果だった。 DVD メーカー側の設定で 16:9 にしても出来上がった DVD は 4:3 。この組み合わせは避けたほうがよさげ。

これのせいで DVD-R を四枚ほど無駄にした上に寝不足になった。謝罪と賠償をry

とりあえず、この記事が誰かの役に立てば。

*1:設定でなんとかなるものかもしれない

*2:この時点で wmv を再生するとちゃんと 16:9